伝説の戦士プリキュアに力を借りてコロナ禍で落ち込んでる街のみんなを笑顔にしてきた(神戸マラソン2022 キュアサマーの孤独な闘い)
神戸マラソン
このブログを見に来ている人なら説明しなくても知っていると思いますが
私がホームとしている大会です
前回大会は2019年、その数か月後にコロナが始まり今回3年ぶりの開催となりました
私は2019年に実力が足りず残念ながらシード落ちをしてしまい
その後の姫路城マラソンでリベンジを図っていたのですが
2020年の2月以降はみなさんご存じのようにすべての大会が中止になると言う
これまでに経験をした事が無いパンデミックとなりました
そんな感じで2019年の大会に未練を残したまま過ごしてきた訳ですが
2022年、ようやく神戸マラソンも再開される運びとなりました
で、肝心のユニフォームなのですが
現在、コロナ禍で規制が掛かってる現状を踏まえて今年度は「ウマ娘」で大会に参加していたのですが
場所は、神戸マラソン
今まで色々な人たちに応援し貰っている手前、これだけはプリキュアで行きたい気持ちがありました
と言いつつ、最近は車の補修で時間を使い過ぎて
今期のプリキュア(デリシャスパーティプリキュア)の制作する時間は無く
昨年、大会再開を期待して準備しかけていたキュアサマーが放置されていたので
未制作の小物類とウィッグの制作を頑張って当日に間に合わせましたw
とはいう物の当日の予報は雨…
今回は腹出しなので雨での気温低下が気になる所
雨雲レーダーを確認しつつギリギリの時まで悩みに悩んでプリキュアに決めました
大都市系のマラソン大会は待ち時間が長いので雨が降る降らないは(あと風も)結構重要なのですw
そこからは急いで着替えて荷物を預けて整列なのですがtwitterでも上げたように事件が起きました
それ以外は滞りも無く開会式が始まり
9:00のスタートの時間を迎えました
今回のスタート後のペースはかなりゆっくりで
頑張ればもうちょっと前で映れてた気がしないでもなかったのですが
今回はウィッグがめっちゃずれるorz
スタート前にウィッグのアジャスターを外したままだったのが敗因でしょう
常に直していないと落ちそうで大変でした
(いいペースで走ってるので振動でズレやすいのも理由の一つ)
とりあえず最初の1・2kmは世間に生存報告のために映る範囲で頑張ります(; ・`д・´)
先頭集団の映像に\コンニチハ/出来たら
徐々に落としつつ後ろの良い感じのペースの集団を探します
この時、適当に付いた集団が女子の先頭((((;゚Д゚))))
スタート前に注意を受けてたので余り映らないように中継バイクの右後ろに位置していたのですが
運悪くバッチリ映されてしまいました\(^o^)/オワタ
(こんなんしゃーないやん…)
女子の先頭グループとは4km辺りで別れを告げて
この辺りから適当に走って行きます
(ちょうど大開辺りで集団から落ちて行ってる所ですね…)
神戸は生まれ育った地と言う事も有り知り合いをはじめ
高校時代の先生や神戸市陸協の方々、果ては後輩や先輩など知り合いの応援が多いのも特徴です
(この辺りの付き合いの長い方々は理解あるのですが…偉い人にはわからんのですよ!w)
それと、仮装で参加を始めてから応援をして下さってる街の方々の応援を受けてレースは進んでいきます
とは言っても新長田辺りではウィッグがずれるのでやめたい気持ちいっぱいで走ってたのですけどねw
途中、トイレに駆け込んでウィッグを直すか?とも思いましたが
新長田を過ぎて10kmを迎える頃にはかなり汗をかき始めてウィッグのズレが改善
そのままレース続行で行きました( ^ω^ )
10kmを過ぎると須磨~塩屋の海岸線沿いを走って行きます
いつもであれば放水をしているのが見られるのですが今回は見られず…
「放水してないやん!」と内心思いながら走って行きました
(みんなの画像のおかげで何も書かなくても進むのがありがたいw)
往路で個人的に一番嫌いな垂水のアウトレットに向かう橋(下記ツイート参照)
これが意外としんどい
私は登りが嫌いなのでペースを落としゆっくりと上って行きます
(この時によく集団に置いて行かれるw)
今回は1人なのでペースダウンも気にならず気持ち的にも焦る必要が無くて助かりますw
アウトレット前を通り抜け橋の下に来た辺りで対向車線に先頭集団の姿を確認
「例年よりは少し遅い展開なのかな?」と思いながらも折り返しを目指して行きます
折り返し手前辺りで日本人女子のトップ集団に吸収され
良い感じもペースだったので頑張って付いて行きたいと思い邪魔にならない後方に位置取りしました
この集団、北海道マラソンのときに一緒になった「三津家貴也」さん(@tky0802)が居て物凄い声援が飛び交ってました
主に三津家さんへの声援で日本人女子先頭や私へと言った多数の声援で
この集団だけすごくにぎやかで面白かったですw
この辺りでTwitterにも書いたのですが不慮の事故が…
中間点が1時間15分、後半落ちることを考えると余裕は無いでしょうね
この集団は中間点を過ぎたあたりから動き出し
三津家さんが集団を引っ張る形で抜け出していき
女子選手は多数の男性ランナーにマークされ
自分は脱落して言う何とも情けない結果となりました
ちなみに三津家さんは、この時点で自己ベストを意識しており
最後まで落ちずに押せて行けたのは流石としか言いようがありません
集団から脱落しても
まだ、来年のシード枠の確保と言う目標があるので手を抜くわけにはいきません
25㎞を過ぎて塩屋の坂を上ると再び須磨の海岸線に出ます
この足りに来ると向かい風の強さを感じ始めました
この向かい風強いのもそうなのですが
風がある=発汗性が良くなると言う事も有り
再びウィッグがずれ始めると言う悪夢orz
濡れればずれにくいと言う事が分かっているので
給水をあえて頭に掛けると言う対策で乗り切って行きました
30~35kmは工業地帯で観戦者の少なかったので画像も見つけられませんでしたね…
この区間は高校時代や今でも時々走ってる区間なので安心感があります
安心感があると言っても、まだ後7kmも有るのでココで出し切らないように注意していきます
ここまで向かいで来ていた風は35km辺りから横風になり
ポニテのウィッグを容赦なく吹き飛ばしにかかってきますw
(頭が吹っ飛ばされる感じwww)
工業地帯をぬけて商業地帯、神戸の観光スポットのひとつハーバーランドへと入って行きます
ココを通り抜けるときビル風の為か一際強い風が吹き前に進まなくて往生しましたw
ハーバーを越えると浜手バイパスを上って行かなければなりません
一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえないですw
ココの登りを頑張りすぎて後がグダグダになる…と言う事はよくある事なのですが
今回は頑張って登っても、まだ脚が動いてくれて
タイム的にも大きく落ち込まず行けたのが大きかったです
ただ、辛いのは変わりが無かったので
「七色の景色」(ウマ娘、サイレンススズカのキャラクターソング)を口ずさみながら走ってました
ウマ娘に力を貰って40kmの神戸大橋を越えて行きます
ここまで風が強かったので気にはしていたのですが全然覚えていないですねw
覚えていないって言う事は必死だったと言う事でしょう
この辺りでは脱落してくる選手や上がって来る選手など意外と目まぐるしく順位は変わります
しかし、ここで負けじとペースを上げるとスタミナが切れた時に地獄なので堅実にレースを進めて行きます
(びわ湖毎日マラソン等の国際大会で残り2.195kmを10分とか叩き出した経験ありw)
残り1kmを過ぎても、まだ安心が出来ず
ラストの直線に入ってからようやく大丈夫と言う確信が持てました
ゴールに向けて走っていると
ゴールゲートのタイマーが良い感じに42分を切れそうな時間を表示していたので
最後の力を振り絞ってゴールゲートを駆け抜けました
(42分を切れた確信があったのでガッツポーズ)
最終結果がグロスタイムで2時間41分55秒、118位と言う結果でした
色々とあったこの3年
数々の大会が無くなり絶望したり
去年からポツポツと大会は有ったのですが何か物足りないそんな感じでしたが
悔いが残った前回大会のリベンジがようやく果たせました
今回の結果で来年のシード枠は確保できたので
来年以降、再びみなさんに笑顔を届けられればと思っています
今回も神戸新聞の記者さんのご厚意により
私を取り上げた記事を掲載していただけました
この場を借りてお礼申し上げますm(_ _)m