馬×サイクリング=モニターツアー(後編)

2022年6月25日 1 投稿者: マラソンサニー

1日目の様子はこちらからどうぞ
馬×サイクリング=モニターツアー(前編)

と、言う訳で2日目早朝…
前日は到着が遅かったり温泉に行ったりしたので
宿の様子が全く確認出来なかったので散策でも…と思って外で撮影しようとしていたら
主催の方が出てきて「近くの浜に日の出とトーチカを見に行くのですがどうですか?」とのお誘いが
トーチカと言う戦争遺構がMEMU EARTH HOTELさんのある大樹町にあるのはニュースで聞いたことがあるのですが
実物はまだ詳しく見た事が無いので付いて行くことにしました
トーチカ自体は鵡川の「チンタ浜踏切トーチカ」の前を代行バスで華麗にスルーしたのですが
平原の中にポツンとあるのでてっきり倉庫かと思っていましたw


ホテルから10kmほど離れたと旭浜と言う所のトーチカ群を訪れました
この窓?の反対側に人がかがんで入って行けるぐらいの大きさの入り口があるのですが
波打ち際にある為か、中には砂が大量にたまっており中には入れませんでした
トーチカをメインに朝日を撮りつつ波にさらわれたりして撮影してきました
撮影から帰ってくるとツアーメンバの人たちが活動を始めており
お馬さんたちも放牧や朝ご飯の最中でした

今回の宿泊したお部屋の全容はこんな感じ

奥は引退馬が暮らす厩舎で、手前の厩舎がリノベーションされたお部屋で中は9部屋程で
お部屋はダブルとシングルがあり 地元の木々を使用したお部屋になります
お部屋にはテレビ、机、冷蔵庫、ポット、ユニットバス(トイレ付)が完備
寒いお外に行かなくても大丈夫!部屋にこもれますw
自転車は厩舎内の共用部におけるので雨でも安心

まあ、帰って来てからお宿の宿泊費を見たら結構いい値段でびっくりしましたが
引退馬のお世話や牧場施設の見学などの特別な体験を考えると
ご褒美旅行などの奮発する時などに使うのにありかな?と思えるお宿でした
(実際、また泊まりたいと思ってるw)
牧場施設…と書きましたがホテルの敷地内は
建築家さんの実験住宅やコンペの最優秀賞の建物が並ぶ「建築の聖地」と呼ばれる「ホテルエリア」と
牧場施設をそのまま残したりリノベーションした「ステーブルエリア」から成り立っています

この、ステーブルエリアの方に屋外周回コースや屋内周回コースなどが残っており

屋内コースの内部に関しては一部カフェスペースに改装されており
バーカウンターもあり持ち込みで楽しむことができるそうです
(流しはありますが調理器具等無いので持ち込んでくださいとのことでした)

(屋内コースの内側は庭園を造る予定らしいです)
朝食はお弁当で本来ならお部屋で頂く予定だったのですが
こちらのスペースを使わせていただくことに

カフェスペースの場所以外は牧場時代のままほぼ手付かずでウッドチップが残ってる状態
とりあえずリクエストがあったのでひとっ走りしてきましたw

朝ご飯を食べたら時間が無いので早々に出発準備…
自転車で出ていく所を撮影して最初の撮影スポットへ車で向かいますw

道の駅「忠類」に車を止め自転車で近くの丘の上にある「シーニックカフェちゅうるい」へ
参加者のみなさんはサイクリストなので、手慣れた感じでフォトアタックして撮影して自由な感じで丘を登って行きました
生憎カフェは今年の営業を終了していたので東屋があるだけでしたが南十勝が一望できる風光明媚な場所です

撮影もそこそこに次の撮影場所に移動です
今度は、帰るシーンの撮影でとかち帯広空港に向かいました

被写体は2名でいいとの事だったのですが人選が何故か私が入ると言う…
コレ、報告書で提出するヤツに使うんですよね大丈夫なんですか!?と思いつつも
ご指名が入ったので軽く撮影して空港を後にしました
最後の撮影スポットは帯広の市街地で「帯広畜産大学の稲田カラマツ防風林」です
観光客がひっきりなしに来るぐらい人気のスポットのようで
実際、息をのむような素敵な景色が広がっていました

下は落葉した松葉が敷き詰められ少しの風で新たに松葉がゆったりと降ってくると言う何とも幻想的な空間でした
ただ、注意しないといけないのがブレーキキャリパーなどのクリアランスが狭い自転車(主にロード)は
タイヤが松葉を巻き上げて狭い場所に詰まるという点です

私の自転車は問題なかったのですがつむりさんの自転車はこの通りw
この区間だけゆっくり押し歩きでも良いかもしれません
自転車関係の撮影を終え、この後は最後の目的地「帯広競馬場」へ
ばんえい競馬の観戦…なのですが、その前に「馬の資料館」でお勉強φ(..)メモメモ
約束の時間までの待ち時間で手短に昼食を済ませ馬の資料館へ

(帯広名物「豚丼」)

馬の資料館内の展示は馬の進化から
北海道の開拓者と馬との結びつき
そして、ばんえい競馬の歴史と言う感じでした

馬の資料館で解説を受け、次に訪れたのが競馬場内にある「ふれあい動物園」


ふれあい動物園には、ばん馬以外にもヤギやうさぎなど多数の動物がいて親子連れでにぎわていました
(ここにいる動物は調教師さんが貰ってきたそうです)
ここまで解説してくださった解説員の方とはここでお別れで
最後のアドバイスとして
「ばんえい競馬は強い馬や力のある騎手が勝つのではなくて、中間点での馬の休ませる時間や仕掛けるタイミングを見極める騎手の技量とそれにこたえる真面目な馬が勝つ」とおっしゃっていました
私たちが観戦した1Rのオッズはこんな感じ…

これ以外にも「馬場水分」と言う表示がありまして、この水分量が高いほどソリの滑りがよく高速レースになるそうです

水分量が違うと見た目にどうなるかと言うと砂煙が無くなります

(今年の8月に見に行ったレース)

(今回観戦したレース)
コースはこんな感じ(ばんえい十勝のサイトより引用)

ばんえい競馬の大きな特徴としては観客が馬と一緒に移動しながら観戦できるところ
8月に撮影した写真の中にたまたまあったのですが赤い帽子で赤いTシャツのおじさん

1枚目が中央下部で見にくいですが第1障害から中間点、砂障害へと向かっている様子がたまたま映り込んでましたw
自分は初心者で何もわからなかったのでとりあえず1番人気に賭けといたのですが残念ながら外れました


この後は飛行機の時間が無かった為、迅速に払い戻しをし早急に退散してこのモニターツアーが終わりました
1泊2日と言う短い時間の中でのモニターツアーですごく楽しかったのですが
「お馬さに会いに行きたい!」欲が悪化しましたw
Twitterの方にも書いたと思いますが
慌ただしくて何だか夢のような体験の連続で再びゆっくりと訪れたいと思うような場所ばかりでした
ブログを読んでくれている人たちに
ツアーの訪問場所や馬の魅力を伝えていけるよう情報を発信していきたいと思います
何だか上手くまとめられていませんが今回はこの後ありで(;^^A
最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m