初めてのオーダーフレーム(塗装編)
前回のブログはこちら
初めてのオーダーフレーム(1回目)
初めてのオーダーフレーム(2回目)
エコーさんよりフレームを受け取って来たので
次は塗装になります
と、その前にフレームを詳しく見てみましょう
今使っているダホンとの比較
長く見える気がしますがホイルベースは約100mmほど長くなったぐらい?かなと言う具合
それにしてもキャリアが大きいw
ダホンの汎用キャリアもソコソコサイズはあると思うのですが、それよりも大きい(; ・`д・´)
安定感があって大変よろしいです
ランドナーのnittoのキャンピーなんてめっちゃ狭いですからね…
このキャリアの特徴は垂直方向に自立できるという所!
画像はありませんが電車や路線バスの輪行の時には役に立ちます
まだ組めてないので不確かなのですが唯さん曰く全長は160cm位との事
キャリアの幅が20cmなので高さが70cm以内であればタイヤを外さずに電車に乗れます(´艸`*)
楽しみすぎて早く組みたい気持ちは山々ですが、まずは塗装をしないと使えません
塗装をせずに廃油を塗って錆止めとする手法はあるのですが
こまめな手入れをしないとあっという間に錆が来るので大変です
なので長持ちと見た目の観点から私は塗装をおススメします
今回の塗装もダホンさん同様
ウマ娘をモチーフにして作成することは確定していたのですが
(ダホンさんはスぺちゃんモチーフ)
どの娘にするかがなかなか決まらずにいました
馬×サイクリングなので「アグネスデジタル」
馬の事は良く知らないけど名前だけは憶えてた「サクラローレル」など
当初はローレル辺りで考えていたのですが
いつの時かとあるキャラクターがピンと来たので方向修正w
そのキャラクターに合わせてパーツや塗料など必要なものを買い集めました
キャラクターは決まったので必然的に必要な色も決まったのですが必要な色は調合しないと無い!
しかし、私には調合の知識がないので
自動車のボデーカラーで一番近いものに合わせて作ってみる事にしました
クラウンのピンクがキャラクターのカラーに一番近いと思ったので調合
ここから足したり引いたりして各色を作っていきます
色の問題は解決したので塗装準備に入っていきます
塗装の手順としましては
酸洗い
↓
プラサフ
↓
塗装
↓
クリア
の流れになります
酸洗いと言いましても業者が使うような溶剤は使用できないので
たまたま手持ちであった「シルクリーンN」と言う溶剤を使用しました
溶剤が弱いという事はロウ付け時に使った「フラックス」と言う
ロウをつきやすくする促進剤が取り切れない可能性があるので入念に磨いておきましょう
酸洗いの溶剤をブラシで塗りつけて数分…
全体的にうっすらっと黄色くなってるような?
錆びて来ている証拠なので水で良くすすぎ酸を落とします
酸で鉄をコーティングしているものが無くなってしまったので早急に塗装に入っていきます
酸で油分は落ちているはずですが念には念を…
ロックペイントからハジキ防止用添加剤も販売されているので、それを使うのも手です
プラサフを塗るとこんな感じ
本来であればecoの刻印以外に制作番号が刻印されているらしいのですが忘れていたとの事w
プラサフを塗り終えたら#400のやすりで水研ぎをしました
やすりがけが終われば次は塗装です
メーカーの指示書によるとピンクのレイヤー1は白に指定されているので
最初に全体に白を塗りました
1液性の塗料(プロタッチ)のいい所は乾燥が早い!
20分後(気温10℃の場合)にはもう次の工程に移れます
白を塗った後は白を残したいところをマスキング…
マスキングをするだけで3時間もかかりました
(クリア塗装までを12時間で終わらさなければならないのにorz)
マスキング後は塗装→乾燥→マスキング→塗装の繰り返しで仕上げていきます
時間が限られているという事は残り時間が少なくなると焦るという事…
マスキングを間違えて塗り忘れが有ったり
完全に硬化していないのに時間短縮のためにマスキングをはがそうとして
その部分を触って補修しなおしたり
極めつけはマスキングに使ったテープや新聞紙のインクが塗装に乗ってしまったりと
問題だらけで数年後に塗り替えることを考えると「もういいや!」で仕上げてしまいましたw
翌日、2度目のクリア塗装をして完成
失敗しているところには目を瞑るとしてw
ぼんやりとしか思い浮かばなかったデザインでしたが形になると案外まとまっていて一安心(^^ゞ
1液性の塗料の課題もわかったことですし次こそは完璧な塗装を目指したいと思います(´_ゝ`)