田園鉄道(仮名)開業日誌 2023年5月号
前回のブログはこちら
田園鉄道(仮名)開業日誌 2023年4月号
無い部品の作成構造で終わった前回
今回はその部品の作成と並行して2回目の部品発注を行いました
前回の発注は無くなりそうなものから順に注文したのですが
案外欠品がなく「まだ、大丈夫やん」と安心していました
今回は注文メールを投げても「一度確認致しますのでお時間を頂きます」との事((((;゚Д゚)))))))
(ダメ元で欠品部品の図面をもらえないか問い合わせしてみましたが駄目でしたw)
GW前に着く様に4/26に問い合わせをしたのですが返事が無いままGWに突入
メールが返って来たのが5/2でした(新冠の牧場に居たよw)
今回は「○○がありませんでした」では無く有った部品だけが書かれていた事と
点数が少なかったのでかなりの欠品があった事は分かりましたが出先なので一旦保留
返ってから確認して入金することにしました
確認してみると煙突等の外装系のパーツは全てなし
配管は作ってくれると書いてあるので一安心でしたが
肝心の「ホイッスルバルブ」の欠品orz
無くても汽笛が鳴らせないぐらいなので困らないちゃ困らないのですが
出来ればオリジナルと同じ様に直してあげたいので
どこかに転がって無いのか?とネットの海を彷徨い
辛うじて見つけられたのが「動輪舎」と言うお店にある在庫…
余り動きが無い商品なので実際に有るかは不安でしたが
無ければ動輪舎さんのオリジナル商品を流用すれば良いかと思いコンタクトを取ってみました
メールを送ってから数日経っても返信は無かったのですが
マラソン大会から帰ってくると品物が届いていました
話によるとお店の人が出張ついでに家まで持って来てくれたとか…
結局、メールは行方不明でしたが対応がすごく良くてこちらも大変助かりました
残りのバルブ類はボイラーのおまけで付いて来たものが有るので
まずはそれを見ながら足りない部品の確認ですね
部品注文の方はこんな感じで
前回、CY-29、CY-30の部品は作れそう…で終わっていましたが今回は作成に入っていきます
ホームセンターで2mmの真鍮板でもと探しに行ったのですが当然あるわけでもなくw
Amazonで購入か?と思っていたら手持ちの素材の中にありました(゚д゚)!
1点ものなら直接けがけばいいのですが、今回は同じものを4つも作らなければいけません
同じものを何個もけがくために型紙を作成、それをなぞって量産しました
(型紙は強度を考えて牛乳パック製w)
まあ、生産現場の量産体制なら金型を作ってプレスで打ち抜く…
なのですが自作ではこれが精いっぱいです
けがき終われば次は切り出しです
我が家には電動の糸鋸があるので2mmの真鍮板ならそれで切り出せます
糸鋸で荒く切り出しグラインダーとヤスリを駆使して形に仕上げます
(少々形が歪でも気にしない!w)
小判型のフランジの原型ができれば、あとは穴太開けて仕上げていくだけです
これを失敗すると1からやり直しなので
失敗しないように穴あけの基本にのっとって
センターポンチを打ちコンパスで円をけがいて穴位置がずれてないか確認しながら開けていきます
円の径は穴をあけるドリルの径より小さいものにしましょう
先端の斜めの部分が当たっただけであれば修正ができるのが理由です
(まあ、素人に穴位置を修正するのは難しいですがw)
左の穴は完全に開けた状態で
右の穴は先端を少々当てて穴位置の確認をしている所です
この画像から見るに問題なくセンターにドリルが当たっていることがわかると思います
真ん中の穴は8mmなので1回では開けられないので
1回目は左右と同じ穴3mm→6mm→8mmと、した穴をあけて
同じように確認をしながら段階的に開けていきます
加工後はバリがあるのでヤスリでバリをとれば出来上がり!
簡単に書いてますが、すごく気を使う作業となっています
で、作成したフランジの穴位置はほぼ問題ないぐらいだと思います
(1個だけ0.5mmほどずれてる感じがしますが…)
もし取りつかないのであれば
少々、大きい穴をあけるか長穴にして対応したいと思いますwww
これで、パイプをまげてロウ付けで完成…なのですが
パイプの曲げで問題発生!
手持ちのパイプベンダーではパイプがひしゃげるので次回の課題
まあ、パイプに砂を詰めて曲げるだけなのですけどねw
5月はこのような感じで過ぎていきました
来月号に続く
田園鉄道(仮名)開業日誌 2023年6月号