梅雨の馬×サイクリング 2日目(鹿児島編)
以前の記事はこちら
梅雨の馬×サイクリング 1日目(鹿児島編)
初めての九州、馬×サイクリング
気が付けば鹿児島湾を1周する勢いで回っていましたw
昨夜、頑張って霧島の麓まで来ることができました
この日は霧島で温泉に入ってお馬さんを見て帰ると言う流れです
朝5時から温泉を目指して出発!
距離は11kmほどですが登りなので1時間ほどを予定して行きました
隼人かた牧園までは道の近くまで木々が生い茂って鬱蒼とした感じですが
ここから(牧園)霧島温泉郷までは開けた感じがあり昨夜ほど怖い感じはありませんでした
道中、ちょこちょこと人家があったことも安心できた要因かと
出発した時は肌寒い感じでしたが走っているとTシャツでも汗をかくぐらいでした
そうこうしていると霧島温泉郷の入口に…
途中の乗馬クラブにはすでにポニーが放牧されていました🐴
霧島温泉を過ぎると補給が不可能なので一旦コンビニ休憩
ドリンク1本を携帯してこの先へと進みます
コンビニを出発すれば目的地はすぐそこ
霧島温泉最古の岩風呂「目の湯」です
写真中央の岩の前の湯だまりが適温でしたが遊歩道から丸見えw
ここは川全体が温泉水なのでどこに入っても恩恵を受けられるので

少々冷たいですが道路の袂だと死角になって見えにくいのでそこで入浴
自走して体温が上がっているのでプール感覚で入れるぐらいの湯温でした

整備された温泉ではないので災害や大雨の後は荒れていては入れなかったり
雨量が少ないと湯が少なく湯温が上がる等あるのでスコップ持参で行くと安心かと思います
(過去に大雨で石が流されては入れなかったことがありました)
プールほどの水温なので長湯をすると寒くなるかな?と思いっていましたがそれほどでもなく
昨夜からの汗を流すことができてすっきりしました
すっきりしたのは良いのですが霧島アート牧場は山の上
等高線の様に山の周囲を回れる道路が有れば良いのですが
霧島周辺の道路は横にはつながっていないようで
google mapも一度、山を下って登ってくるのを勧めてきますが
よく見れば山頂付近に1本の林道がありました
距離はあまり変わりませんが以前気になった野湯の近くを通るので
ワンチャン覗いてみようと言う不埒な理由で険しい方を選んでしまいましたw
林道と言う不整地を行くので最悪の事態を考えて空港行きの路線バスのバス停の終点を確認

トラブルが起きても最悪ここに戻ってこられれば帰ることができます
現在7時でデッドラインのバスは11時20分、徒歩は時速5kmぐらいなので何とかなると思いますw
ここから側道に入っていくと林道に行けるのですが、その手前に神社の様な廃墟が…

霧島神宮遥拝殿と言う施設だそうです分類的には神社になるのかと思うのですが
ネットで調べたところホテルの施設の一部の様で
霧島神宮を遠くからも参拝できるようにする施設だそうです

ご利益があるかはわかりませんが今回の旅の無事を祈っておきました
ここからは下界とは連絡が取れない所へと入っていきます

道中にはこんな看板群が…


林道の看板の下に「何が書いてあるのかな?」とよく見てみると

「アートの森方面通り抜け不可」との文言
書かれてから結構の年数がたっている?っぽい事と
林道事態にバリケードがなく4輪が頻繁に通ってるらしく
轍がしっかりとしているのでたぶん行けるだろうで踏み込んでいきました


分かりにくいですが左の画像は岩場を切り開いた掘割、大自然を感じられて良きでした
林道と言う割には結構舗装されており肩透かしを食らった感じでしたが霧島から終始上り坂ばかり
霧島も山中にあるので山を等高線上にクルっと回ると思っていたら
えびの高原を登らされている感じでした
(東となりにえびのスカイラインがあるので爆音のバイクの排気音が聞こえるぐらいの距離)
あまり使われていなさそうな林道ではありますが管理されている理由がコレ

水道設備の管理のために使われているようです
路面に斜めに棒状のものがあると思いますが林鉄の線路
この辺りに鉄道があった…と言う話は聞いたことがないので土留めのために使われているだけでしょう
さて、最後の水道施設を超えると分かれ道が

アートの森方面は真っ直ぐなのですが右に曲がると昔行こうとした「山之城温泉」があります
ワンチャンあれば様子を見に行こうと思ったのですがこの日は風がないので断念
理由は入口の看板に書かれています


山之城温泉はガスの噴出が多いので無風だと酸欠で危ないので行くことができません
苦労して入口まで来ましたが命は大事なので近寄らずに目的地へ向かいます
林道を8割ほど走るとようやく最高地点のようで下り坂が見えてきました

その先に謎の施設が出現しました


温泉地で忘れがちですがこの近辺の山は活火山
噴火の可能性があるので監視のための施設のようです
通り抜け出来ない?林道ですが
よく整備されていた理由はこれらの施設が現役で管理されていたからでしょう
ここから先の道はちょっとガレてる感じ…
普通車では通り抜け出来ない感じなので看板があったようです

もう少し行けば県道…という所まで来てバリケードです((((;゚Д゚))))

ここから脇道があるので逃げることはできるのですが
そちらの道もガレてるのでオフロード系の車以外は勧められません
(ネット上で見つけた動画ではこのバリケードの約500m先から通行可能らしい)
舗装路と未舗装路のミックスな道なので
調子に乗って突っ込んでいくと砂利のコーナーとかあるので気が抜けません
道中、植林地が数か所あったのでこちらも完全に人の手が入ってない訳ではないようなのですが
霧島側と比べると路面は荒れてる感じです
何やら資材置き場の様な場所に出ると未舗装路も終わり

資材置き場のおかげか路線も改良されている部分があり遭難の危険性はなくなりました


裏道を通って県道に接続

青看を見ると、やはり直進は通り抜け不可となっております


通行止めという事は車がほぼ来ない!
県道103号自体工事の為全線通行止め(一部通行可)なので牧場まで気持ちよく下ることができました
林道の距離は15kmほどでしたが2時間かけてアート牧場に到着
見学開始時間にちょうどいい時間に着いたので助かりました
受付で見学の旨を伝えると
「向かいの放牧地は自由に見学可能です。係の人が居るので分からないことが有れば聞いてください」
と言われ不安げに行ってみると柵が全開で開いていました(;’∀’)

張り紙を見ると入ってもいいらしく?おっかなびっくりで入って撮影していると
係の人にあいさつされた以外、特に何も言われなかったので問題ないみたいで一安心
係の人が出ていくときに柵を締め閉じ込められましたw











最初は放牧されたばかりで撮影しやすい場所にいてくれたのですが
放牧地内にある宿泊棟の方がお気に入りなのか?そちらの方にみんなが移動…
宿泊棟にはまだ宿泊者の方がいるのを確認したので少々名残惜しいですがこの辺りで撤退
空港へと向かって走っていきます
出発予定時刻より30分ほど早く出たので空港まで自走で行けそう?
なのでgoogle先生にルートを決めてもらいました(最悪、バスに乗ると仮定して)
霧島近辺の道曲がりくねっていて細い道が多く
しかも県道指定等ないのですごく迷いやすい(´・ω・`)
こまめに止まって地図を確認しつつ進みました


(林道ですがバス路線…ハイエースクラスでもツライ道でした)
山道を迷いつつも進んでいるとハンガーノックに(ヽ”ω`)
よく考えると朝、出発するときに食べただけで山道を走り回ったので当然かも
飲み物も牧場に着くあたりで無くなったので厳しい状態で進まないといけませんでした
山を下りヘロヘロになりつつ11時ごろ最寄りのファミマでファミチキとペプシを補充
完全復活までは行きませんでしたが空港までは何とか戻ることができました
荷物を預けてご飯でも食べようとレストラン「大空食堂」へ
お腹は空いてるっぽいので鶏飯(けいはん)バイキングを頂いたのですが

汗の掻きすぎで食べにくい(´_ゝ`)
どんぶり2杯頂いて終わっちゃいましたw
腹ごしらえもすまして帰りのフライト
各名所が遠くて移動ばかりに時間が掛かってしまって居ましたが
色々と見どころがある良い旅行となりました
アート牧場に関しては初めての所で勝手がわかりませんでしたが
注意書きを見ると「触ってはダメ」と書かれているだけなので
近くに行くことは問題ないのでしょう(逃げられると思うけど)
予約が取れれば放牧地内のお宿にも泊ってみたないなぁ…
(今回は先約があったため取れずorz)
今の時期は気温が高くてゆっくりと見学していられなかったので
次回、桜の咲くころにお邪魔したい養老牧場でした