選ばれたのはMETASPEED EDGEでした

2022年8月23日 0 投稿者: マラソンサニー

2019年、マラソンの世界はナイキのシューズで支配された…

今回の奈良マラソン
ウマ娘の方の話題も大きかった一方
ランナーの人たちからはシューズの方も話題に上がってました
自分が履いていたシューズはアシックス「METASPEED EDGE」でした
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この靴を選んだ時、候補に上がったのが高反発シューズの雄「ナイキ」と
マラソンシューズでおなじみの「アディダス」「ミズノ」「アシックス」の4社から選びました
(ほかにもメーカーはありますが割愛)

まずはナイキ「ズームXヴェイパーフライネクスト%」

この靴は言わずもがな、世界のプロマラソンランナー全員が履いていたと言っても過言ではないぐらい選ばれた靴ですね
試し履き程度しかしていませんが、履いてみた感じ確かに今までのシューズと違う気がしました
どこがどう違う?と言う専門的な話は他のサイトでご確認くださいw
私が感じたのは今までのマラソン用シューズと違ってソールが柔らかい
そして、靴底が丸いので転がるように足が動くのが衝撃的でした
しかし、大半の海外メーカーに当てはまるのですが幅が細い
細いのを覚悟していたので、いつもの0.5cmと1cm大き目のヤツを試し履きさせてもらったのですがそれでもキツかったです
お店の人も「みなさん大き目を買って行かれる」と言っていたので日本人向きのサイズではないようです
それでも、最初は2020年の仙台国際ハーフマラソンのためにこのシューズを購入するつもりでいましたが
2020年はコロナが猛威を振るったおかげで全レースが中止…
結局、購入することなく今回の奈良マラソンを迎え
競合メーカーから同様のシューズが発売されたのでそちらを選ぶ事にしました

次にアディダス「アディゼロアディオスプロ」

アディダスは「アディゼロ」シリーズが人気ですが、そのシリーズの高反発シューズ
ヴェイパーフライは踵から極端な丸みが付いていて踵接地でも効率の良い連続した動きに繋がるように出来てますが
アディオスプロは、そこまで極度な丸みは無いのでフォアフット寄りの走り方の方が扱いやすいかと思います
(アシックスもあまり変わらない感じと思いますが…)
そして、アディダスも海外メーカーの例に漏れず「幅が狭い」下手したらナイキより狭い
昔アディゼロマナを購入して履いた事があるのですが最初は問題なかったのですが
時間がたつと足が痛い…普段より1cm大きいサイズのを履いていたのですが
幅が狭い見たく足が痛くて履いていられなくなった経験があり選択肢からは早々に除外されました

海外メーカーは足の型が合わないことが分かったので
今度は国内メーカー、シューズ内にプレートと言えばウェーブなミズノさん
そのミズノさんの「ウェーブデュエルNEO」
箱根駅伝の区間賞ランナーがナイキを履く中、1人だけミズノのシューズで区間賞に入ったのが印象的でした

他のメーカーはカーボンプレートを搭載する中
ミズノさんはミッドソールの素材の形状を見直すことで性能を向上させているそうです
試し履きした感じでは「今までの靴との違いが分からない」ですw
トラックで使えると言う事もあり他メーカーと比べソールは薄目なので柔らかさは感じないし
極度な丸み等ないので良くも悪くも「今まで通りの靴」なイメージでした
幅に関しては今まで通り…もしくはちょっとゆったりめ?ぐらいで足のサイズは普段通りで問題なかったです
最初は、この靴のハイカットモデルを購入するつもりでいましたが期待していたものと違う気がした事と
カーボンプレートのモデルが履きたいと思っていたので選択肢から外しました
でも、最終的には走ってみてどうか?なので実戦で使って見ないと分かりませんけどねw
(ハイカットモデルに期待していたのでカーボンプレートが入っていたら買ってたかも?)

そして、最後に行きついたのがアシックス「METASPEED EDGE」でした


ナイキのような丸みがありソールも柔らかめカーボンプレートも内蔵されており何より国内メーカーなので足が合うw
でも、普段の靴よりは少しきつめ?な感じで私の場合は0.5cm大き目を買いました
ここで、問題になるのが「SKY」と「EDGE」のどちらを買うか?と言う点
私の場合、難しく考えずに「どこで、シューズに助けてほしいか?」と言う事を考えました
ハーフマラソンまでなら迷わず「SKY」を買ってたと思いますが、今回はフルマラソン
後半の脚が売切れたときに力を借りたい…と言う理由で「EDGE」を選びましたw

前半の体力のある場面では少々の事はパワーで押して行けるので
後半の脚力が落ちたときに高反発シューズのおいしい所を使えるか?と言うのが課題でした
ナイキが流行った時に使っている身内に色々聞いてみたのですが、男性選手からは好意的な意見が多い一方
女子選手から聞かれた「脚に合わなかった」と言う話…詳しく聞くと「変に跳ねて使えなかった」と言う事でした
その事が頭にあったのでカーボンプレート入りの高反発シューズはメーカーの想定している走り方をしないとダメだと思いました
で、購入後ネットで見かけた記事によるとソールの違いがありました
https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/35042 (月刊陸上競技より)
ここで注目したのが「ドロップ(つま先と踵の高低差)」がEDGEの方が大きい事
過去に「ミムラボ」さんでオーダーシューズを作った時に「足首が固いのでランニングシューズタイプの方が良い」と言われました
https://www.mlab-hp.com/
私は、体が硬く足首は踵を付けたまましゃがむことが出来ないぐらいですw
(体が硬いから走るのに不利と言う事はありません)
足首が硬いとつま先を上げても脚が余り上がらないので高低差があった方が良いと言う事でした
私自身、過去のびわ湖毎日マラソンの完走経験のあったシューズが「ソーティーマラソン」「ゲルフェザー」「ターサー」と多種多様w
過去に競技場での練習で素足で1000mの全力をしたのですが滑る…と言う意見は論外でw
たった1000mの全力だったのに太ももの疲労がすごくフルを走った後のようにがくがくになっていたのが驚きでした
なのでシューズにはこだわり(厚底に対する偏見)がなく「グリップが良くしっかりと衝撃を吸収してくれて、後半に疲れがたまらない」のであれば問題ないと思っていました
それらを踏まえて「EDGE」を購入して間違いではなかったと思っています

フルを走ってみた感想としては「今までのシューズと違和感がなくて分からない」ですw
レースに集中してるので分からないのは仕方がないのですが(今回はスタートから下り基調でしたし)
Twitterで言っていたようにフルを走った後にラストスパートを決められるぐらいに脚が動いてくれたので高反発シューズの恩恵はしっかりと受けていたと思います

最後に、シューズ選びの一番大切な事は「少々高くても合わなくても気分を上げてくれる(やる気にさせてくれる)1足を選ぶこと」ですw
私自身、スポーツはメンタルでパフォーマンスが左右されるの事が多いので
その気持ちをちょっとでも上げてくれるものであれば最高の1足だと思っています
私自身、頭で考えて走るタイプではなく気分で走るタイプなので
経験年数の割には上手くは説明できてないですが誰かの参考になれば幸いです